大人も読める絵本

日々の暮らしの中でなぜか自分のアンテナにひっかかった絵本や本を紹介していきます。

『だいじなだいじなぼくのはこ』

『だいじなだいじなぼくのはこ』

      

               作益田ミリ・平澤一平

 

 

 

 

だいじなだいじなぼくのはこ

だいじなだいじなぼくのはこ

 

 

 

           

 

 だいじなだいじなぼくのはこ。

益田ミリさんの絵本は以前にご紹介させていただいて

絵本があり、(↓これです。)

 

noerimo.hatenablog.com

 

 

 

益田ミリさんのマンガも核心をつく言葉がふいに

あったりして好きなのですが、

今回の絵本は↑の絵本の少しあとに出ている絵本でした。

 

どちらも大好きな絵本です。

ストーリーはシンプルで車が突き進んでいくというより

ひとりで冒険しながら走っています。

道中にはいろんな困難がまっていますが、そのとき

自分のもっている荷物イコールはこの中になにかがあることに

気づきます。それは、なんなのでしょう。

 

答えは"自分の力"が入っているのです。

その力は自分自身もまだまだ知らない自分だけの力が

はいっていました。

 

「たったひとりでここまできたよ

 どこからきたの?なにしにきたの?

 きゅうなさかみちのぼれるの?

 できないんじゃない?むりじゃない?」

 

 「ぼくにはつんでるにもつがあるよ

  ぼくのちからがはいってる

  ぼくもしらないちからのつよさ」

 

とても言葉のちからを感じる絵本でした。

言葉ってすごいな~。

説明など不要な絵本。ほんとに読んでみてほしいです。

迷った時や弱気になったときにこういう絵本が

あるからやっぱり絵本が好きだなと思います。

 

これからいくつになっても、そんなときに

開きたい絵本です(^^)。