大人も読める絵本

日々の暮らしの中でなぜか自分のアンテナにひっかかった絵本や本を紹介していきます。

『きょうはマラカスのひ』

 

きょうはマラカスのひ (日本傑作絵本シリーズ)

きょうはマラカスのひ (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

前回に続き日本絵本賞の過去の受賞作品。

 

私がとくに好きなものを紹介します。

 

こちら。『きょうはマラカスのひ』

 

調べてみたらシリーズで他2点でていました。

 

 

 

 

 

 

 

この2作品もとっても気になるのでいずれ読んでみようと思います。

今日は『きょうはマラカスのひ』について書こうと思います。

 

主人公のクネクネさんはフワフワさんとパーマさんというお友達がいます。いつもみんなでそれぞれ楽器の発表会をしているようで、クネクネさんはマラカスを担当しています。

 

そして、今回はクネクネさんのお家で発表会が催されることになりクネクネさんは2人をもてなすためにごちそうを一生懸命用意したりマラカスの練習をしたりと大忙し。

 

当日になりました。

クネクネさんはお気に入りのタイツに着替え気合いを入れます。

練習もバッチリでお友達を呼ぶ準備も整いました。

 

そして、2人が到着。

 

まずはクネクネさんが作ってくれたごちそうにみんなで舌鼓をうちます。みんなをもてなすクネクネさん。

 

 

 

そしてひと段落すると、順番に1人ずつ発表会がはじまりました。

まずは、フワフワさん。

 

次に、パーマさん。元気だったりやさしかったり2人ともそれぞれの個性が際立ってとてもステキな演奏でした。

 

そして、最後にクネクネさんの番です。

 

この日のために一生懸命練習したクネクネさんは思い切り力をだしきりました。

 

しかし、、、お友達はお腹いっぱい、力一杯発表をしたので、クネクネさんの演奏のときに眠ってしまったのです。

 

それにきづいたクネクネさんは自分の部屋に戻って大泣きしてしまいました。

いろんな気持ちがあふれてきてしまったのです。

 

さてこのあとどうなるのでしょうか。

 

3人の発表シーンや絵がなんともシュールな一冊です)^o^(

 

そして、お互いにそっとお友達のことを大切に思う気持ちもちゃんと伝わるやさしいおはなしです。☆☆☆