『ホワイトクリスマス』
季節が段々と移り変わってくるのを感じます。
まだまだあたたかったりするけれど、ゆうがたの日が短いことといったら、冬の近づきを感じます。
さて、まだまだ先に感じるけれど、あっという間にきてしまうクリスマス。
色鮮やかなクリスマスの絵本が並ぶとそれだけでワクワクしてしまいます(^^)。
真っ白い表紙の上に銀色の雪。
赤、銀色、白だけでクリスマスを感じることができるのはワタシだけでしょうか。
『ほそい枝 ふとい枝
するどい葉っぱ とげの草
みんなうなだれ こおる しずけさ。
雪はささやき さらさらと
宙をまい まどべ 石 やねのうえどこまでも』
景色や情景のみが文章で描かれ、クリスマスを
すごす子供たちの様子は絵だけで語られています。
間とか空気とか、そういうものはコトバなんかないほうがより読み手に伝わってくるのかもしれません。
そんなことを感じた一冊。
こんなに絶妙に雰囲気を伝えてくれた一冊は
ありません。伝え方って人それぞれ。
感じ方も人それぞれ。
私が大切に思っているあたたかさをしっかり届けてくれる絵本です。
おごそかな大切なクリスマスに是非読みたい
一冊です。