『いとしの毛玉ちゃん』
かなり久々の更新になってしまいました。
今年もかなりゆっくりのペースになってしまうかもしれませんが自分が本当に好きだと思った本を大切に紹介していきたいと思いますのでよろしくおねがいいたします(^。^)。
さて、では早速。
以前によんだこちらの本もとてもステキでした
そして、いとしの毛玉ちゃん。
まわりからほめてもらえなくなったと感じてしまった二匹の年老いた猫さん二匹。
家出をして、街を放浪する日々です。
なんとか寝床をさがしながらすごして行く中で、自分たちの居場所をさがしつづけます。
そんな日々の中 、薄汚れた部屋の中にいるおばあさんと出会います。
とってもくさいおばあさんですが、このにおいさえガマンすれば猫たちは住むところが確保できるのです。
おばあさんは毛玉のようにあったかい猫をだいて眠るのが大好きになりました。
猫たちもおばあさんに必要とされることがうれしくて、おばあさんの役にたちたいとおもいはじめます。
ある時、おばあさんにあったかいかぼちゃのスープをのませたいと思った猫たちは毛玉ショーを開催しスープとパンとお肉を買っておばあさんのもとへもどりました。
おばあさんはベッドの上でいつも、よりつめたくなっていましたが無事にスープを食べ猫たちに感謝しました。
おばあさんも猫たちもあたたかいきもちになり幸せでした。
『ぼくとミーコは人からはじめてありがとうといってもらいうっとりとなりました。
おばあさん、ぼくらからもありがとう』
自分がうれしくなったり、あたたかい気持ちになったりすることをヒントにおばあさんに出会うまでもいろんな場所を放浪した猫たち。
ここが本当に大切なところのようなきがします。