『ケチャップマン』
『ケチャップマン』
鈴木のりたけ
ケチャップマン。なんだこの本~って表紙を見て思いました。
ケチャップが人型になって八百屋で野菜を物色中。
生活しているのでしょうか、、、。
私の大好きな鈴木のりたけさんです。
なぜこんなに笑っちゃうんでしょう。
鈴木のりたけさんの本はこちらもとっても
おもしろかったです。
マンガをまじえて自分の子育ての日々を
のりたけさん視点で書かれていますが、
文章もおもしろすぎて、こんなふうに日々を見ていたら
子育てって楽しそう(^^)
のりたけワールドで、子育てに限らずこんな目線で
生きていたいものです。
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > ノンフィクション > ノンフィクション(日本)
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,296円
ストーリー。
探索中の日々。ある日、ファーストフード店に雇ってもらう。
店長にポテトの揚げ方を厳しく猛特訓されます。
頑張って働く日々の中、頭がトマトの形をしたトメイト博士が来店。
店長に気に入られるようになります。
しかし、毎日来店し、ポテトとケチャップを食べる度に
トメイト博士の頭は膨張していくのです、、、
最後はどんなことになってしまうのでしょう☆☆☆☆
文章はリズミカルな文体で書かれていてなぜかそれも
笑いを誘います。
「じぶんにしかできないなにかをさがして
まいにちなやむケチャップマン」
「きょうもおそくにかえりつき ひとりながめるまちあかり」
「つかれてかえるゆうぐれのみち
あたまのキャップをなでるかぜがふいにぼーっというおとを
たてるとケチャップマンはひさしぶりにわらった」
完全にこれは大人絵本ですが、絵本ていろいろなものが
あって本当に楽しいです。
昔はこういうのあったのかな?
サラリーマンのような哀愁たっぷりのケチャップマン。
お父さんに読んでもらいたい絵本です。
読み聞かせとかじゃなくて。なぜか共感できます。