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大人も読める絵本

ちょっとみつけたいい絵本♪を中心にその他よかったものことを紹介していきます。

『ネコヅメのよる』

 

ネコヅメのよる

ネコヅメのよる

 

 

ネコヅメのよる。

 

なんだか怖そうなインパクトのある表紙。

 

怖い話かな〜って思って読み始めます。

 

『おや?』

『あれ?』

『もしかして、、、』

『そろそろかもしれない』

そのよる。

 

『まちがいない』

『こんやだ』

 

ネコだけが登場する絵本。

 

おはなしは何かに勘付いたネコたちがその夜

集合します。

ネコの表情や動きや行動、リアルな絵の描写や角度のおかげで雰囲気がとっても伝わってきます。

たくさんのネコたちが集まる今夜。

そこで見られる景色とは、、、!?

ネコたちはなにをするのでしょうか。

こんなネコの会あったら楽しくてなんだか

クスクスしちゃいそうです⭐︎

 

リアルな絵なのになぜか怖くなくなっていくのはそのお話しのおかげかもしれません。

 

こんなふうに私たちが知らないネコの世界やネコの言葉。

あって当たり前なのかもしれませんよね。

ネコからしたら私たちの世界は不思議に見えているのかもしれないですから(^o^)

 

表紙の絵の印象を覆されるほのぼのしたおはなしです。

 

ぜひ御一読ください(^。^)

 

『きょうはマラカスのひ』

 

きょうはマラカスのひ (日本傑作絵本シリーズ)

きょうはマラカスのひ (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

前回に続き日本絵本賞の過去の受賞作品。

 

私がとくに好きなものを紹介します。

 

こちら。『きょうはマラカスのひ』

 

調べてみたらシリーズで他2点でていました。

 

 

 

 

 

 

 

この2作品もとっても気になるのでいずれ読んでみようと思います。

今日は『きょうはマラカスのひ』について書こうと思います。

 

主人公のクネクネさんはフワフワさんとパーマさんというお友達がいます。いつもみんなでそれぞれ楽器の発表会をしているようで、クネクネさんはマラカスを担当しています。

 

そして、今回はクネクネさんのお家で発表会が催されることになりクネクネさんは2人をもてなすためにごちそうを一生懸命用意したりマラカスの練習をしたりと大忙し。

 

当日になりました。

クネクネさんはお気に入りのタイツに着替え気合いを入れます。

練習もバッチリでお友達を呼ぶ準備も整いました。

 

そして、2人が到着。

 

まずはクネクネさんが作ってくれたごちそうにみんなで舌鼓をうちます。みんなをもてなすクネクネさん。

 

 

 

そしてひと段落すると、順番に1人ずつ発表会がはじまりました。

まずは、フワフワさん。

 

次に、パーマさん。元気だったりやさしかったり2人ともそれぞれの個性が際立ってとてもステキな演奏でした。

 

そして、最後にクネクネさんの番です。

 

この日のために一生懸命練習したクネクネさんは思い切り力をだしきりました。

 

しかし、、、お友達はお腹いっぱい、力一杯発表をしたので、クネクネさんの演奏のときに眠ってしまったのです。

 

それにきづいたクネクネさんは自分の部屋に戻って大泣きしてしまいました。

いろんな気持ちがあふれてきてしまったのです。

 

さてこのあとどうなるのでしょうか。

 

3人の発表シーンや絵がなんともシュールな一冊です)^o^(

 

そして、お互いにそっとお友達のことを大切に思う気持ちもちゃんと伝わるやさしいおはなしです。☆☆☆

 

 

 

『まって』

 

まって

まって

 

 

 

かなり久々の更新になってしまいました。

3月末は日本絵本賞が発表されるので楽しみですね(^_^)

 

今回は昨年の日本絵本賞のひとつです。

 

一見シンプルで手にとらずに終わってしまいそうなこの絵本。

 

小さめサイズでなんだかスタイリッシュな感じです。

 

絵本は男の子とお母さんがバタバタと、電車に間に合うように手をひかれて歩き続けるシーンが続きます。

 

お母さんは時間に間に合うことに必死。

 

男の子はその道中に背の小さな視点なりのいろいろな発見をするのです。

 

その都度お母さんに『まって』と言います。

 

 

しかし、それに気をとめないお母さん。

 

お母さんもお母さんで必死なのです。

 

なんどもなんども繰り返される『まって』のコトバ、、、。

 

最後の『まって』のセリフにお母さんもハッとして『まつのもいいわね』ときづきます。

 

 

とても少ない文章とシンプルな動きのある絵。

 

子供から教えられる大切なことの一つが

 

こんなにシンプルにわかりやすく伝えられている絵本て貴重です。

 

心がジーンとする絵本☆☆☆

『いとしの毛玉ちゃん』

 

いとしの毛玉ちゃん

いとしの毛玉ちゃん

 

 かなり久々の更新になってしまいました。

今年もかなりゆっくりのペースになってしまうかもしれませんが自分が本当に好きだと思った本を大切に紹介していきたいと思いますのでよろしくおねがいいたします(^。^)。

さて、では早速。

 室井滋さんと長谷川義史さんの共作。

 

以前によんだこちらの本もとてもステキでした

 

 

しげちゃん

しげちゃん

 

 

そして、いとしの毛玉ちゃん。

まわりからほめてもらえなくなったと感じてしまった二匹の年老いた猫さん二匹。

 

家出をして、街を放浪する日々です。

なんとか寝床をさがしながらすごして行く中で、自分たちの居場所をさがしつづけます。

 

そんな日々の中 、薄汚れた部屋の中にいるおばあさんと出会います。

とってもくさいおばあさんですが、このにおいさえガマンすれば猫たちは住むところが確保できるのです。

 

おばあさんは毛玉のようにあったかい猫をだいて眠るのが大好きになりました。

猫たちもおばあさんに必要とされることがうれしくて、おばあさんの役にたちたいとおもいはじめます。

 

ある時、おばあさんにあったかいかぼちゃのスープをのませたいと思った猫たちは毛玉ショーを開催しスープとパンとお肉を買っておばあさんのもとへもどりました。

 

おばあさんはベッドの上でいつも、よりつめたくなっていましたが無事にスープを食べ猫たちに感謝しました。

 

おばあさんも猫たちもあたたかいきもちになり幸せでした。

 

 

 

『ぼくとミーコは人からはじめてありがとうといってもらいうっとりとなりました。

 

おばあさん、ぼくらからもありがとう』

 

 

自分がうれしくなったり、あたたかい気持ちになったりすることをヒントにおばあさんに出会うまでもいろんな場所を放浪した猫たち。

 

ここが本当に大切なところのようなきがします。

 

 

『ホワイトクリスマス』

 

ホワイトクリスマス 「雪」

ホワイトクリスマス 「雪」

 

 

季節が段々と移り変わってくるのを感じます。

まだまだあたたかったりするけれど、ゆうがたの日が短いことといったら、冬の近づきを感じます。

 

さて、まだまだ先に感じるけれど、あっという間にきてしまうクリスマス。

 

色鮮やかなクリスマスの絵本が並ぶとそれだけでワクワクしてしまいます(^^)。

 

真っ白い表紙の上に銀色の雪。

 

赤、銀色、白だけでクリスマスを感じることができるのはワタシだけでしょうか。

 

 

『ほそい枝  ふとい枝

  するどい葉っぱ  とげの草

 みんなうなだれ  こおる  しずけさ。

 

  雪はささやき  さらさらと

 宙をまい  まどべ  石  やねのうえどこまでも』

 

景色や情景のみが文章で描かれ、クリスマスを

すごす子供たちの様子は絵だけで語られています。

 

間とか空気とか、そういうものはコトバなんかないほうがより読み手に伝わってくるのかもしれません。

 

そんなことを感じた一冊。

 

こんなに絶妙に雰囲気を伝えてくれた一冊は

ありません。伝え方って人それぞれ。

感じ方も人それぞれ。

 

私が大切に思っているあたたかさをしっかり届けてくれる絵本です。 

 

おごそかな大切なクリスマスに是非読みたい

一冊です。

『しんとしずかなクリスマス』

 

しずかな、クリスマスのほん

しずかな、クリスマスのほん

 

 以前に紹介した本のクリスマスバージョンです。

 

以前のがこちら

 

 

 



 江國香織さんの訳でかかれていて、文章はなんとも魅力的。

一気に江國さんワールドにひきこまれてしまいます。

 

 

『ふいにおとずれるしんとしたきもち

  ゆきがふるといいなとねがうへやのなかの

 しずかさ

 

 てぶくろをしてとをたたくしずかさ

ココアもしずか

 

あかりのともるしゅんかんのいきをつめた

しずかさ』

 

どのしずかさも心がぞっと!?するような(怖い意味では全くない)キラキラした静かさを感じます。

 

クリスマスはまだまだだいぶ先のことだけど、

冬のピリピリした寒さの中で感じる耳がキーンとなるような凛とした静かさは世界中でまるで自分しかいないような素敵な静けさを感じさせてくれます。

 

寒いのが大嫌いな私ですが、なぜかあのピリっとした冬の静かな雰囲気が大好きです。

さらに白い雪はその雰囲気をもりあげてくれます。

 

柔らかいかわいい動物たちとともになぜか冬の本なのにあたたかさを感じる不思議な本。

 

 

『よあけ』

 

よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

 

 

 よあけ。

 

『おともなく、しずまりかえって、さむくしめっている。

つきがいわにてり、ときにこのはをきらめかす。

やまがくろぐろとしずもる。

 

うごくものがない。』

 

なんの音もない、静かな夜にしんしんと読みたい絵本。

 

 

なにかのはじまりを感じさせてくれるような

静かな力強い絵と文章の絵本です。

 

何度読んでもその時、その時でまた違った気持ちにさせてくれそうな絵本。

 

そんなことを忘れないで、何かの節目節目に大切に読みたい絵本です。

 

なぜか気分がシャキッとしそう。