『もぐらバス』
もぐらバス
佐藤雅彦+うちのますみ/著
ほっこりしたいときに
読みたい絵本!
☆あらすじと感想☆彡
いきなり登場するある町で走っているバスのおはなしです。
いぬのいるいえのおじいさんがほうきでシャッシャッとどうろをはいているおとがきこえます。
おじいさんちのいぬは、ときどきじめんにむかってほえるのでよくおじいさんにしかられます。
いぬはきづいているのです。
じつは、このまちのじめんのしたにひとにしられていないまちがあることを、、、。
こんな感じでおはなしは始まります。
その日々の中である大事件がおこるのです。
しかも、その町とはなんと地下にあり、暮らしているのはかわいいかわいい動物達。
モグラの運転手さんが、たくさんの動物たちをバスで運ぶのですが、、、
乗客のお客さんたちは、ねずみのお母さんやら、スズメやらカメやら、とかげのおじいさんやら。
事件がおきたときに、乗客の動物たちは、
『○○じゃしかたない』『○○じゃしかたない』ととっても寛容的であたたかいのです。
じょうきゃくたちは、おしゃべりしたり、ほんを読んだりして、ことがおさまるのをのんびり待ちます。
モグラバスのご案内として最初に絵本に書かれていることは、、、
☆ごあんない☆
・もぐらバスのうんちんは、1かい1えんです。
・こどもとろうじんかたはむりょうです。
・かえるのかたは、よくみずをふいてからのってください。
うんてんしゅより
なんか、これだけ読んだだけでも雰囲気がつたわってきますよね。
一体どんなことがおこるのでしょうか。
そして、その出来事の結末はどんなふうに終わるのでしょうか!?
最後まで期待を裏切らず、ほっこりあたたかいおはなしです。
もぐらの運転手さんも登場する動物のお客さんたちもすべてが優しくかわいいです!
そして、おはなし自体もかわいいくて。もうこうとしか伝えようがありません!
絵も手書きのようなザラザラした感じで描かれています。
その全てが混ざり合って読んでいる人をほっこりさせてくれるのかもしれません。
是非、見て、確認してみてください☆
大好きな一冊!!!(^◇^)
『いくらなんでもいくらくん』
いくらなんでもいくらくん
シゲタサヤカ/著
クスクスしたいときに
読みたい絵本!
☆あらすじと感想☆彡
毎回思うのですが、絵本の絵ってとても大事ですよね!
なぜかって手に取るときにやっぱり何がインパクトを残すかというと表紙の絵の感じ。
私はなんとなく表紙も気になって、パラパラしたりしています。
『いくらなんでもいくらくん』はまさに絵が個性的。
なんかイマドキな感じの絵だな、どんなおはなしだろうと思いながら読んでみると、、、、。
時代は昔。おとのさまが、おちゃやの横にみょうなものができたとききつけそのけらいがお店をたづねます。
するとそこにいたのは、店番をしているいくらのおすし。白目です(笑)。
『なにものだ?』
『いくらのおすしだけど』
『ここはなんなのだ?』
『おみせだけど』
『みせ、、、すしやか?』
いくらのおすしはけだるそうにくびをよこにふりました。
『しつれい。ではなんのみせか?』
『じゃあ”なんでもや”っていっておいてよ』
こんなかんじで、いくらくんはとってもふてぶてしく(笑)マイペースにいきていました。
そこで、おとのさまはいくらくんをおしろへ呼びつけ、いくらくんに様々な命令をだします。
なんでもやといったからには、いくらくんはおとのさまの命令になんでもこたえなければなりません。
おとのさまは、様々な命令をいくらくんにだすのです。
例えば、、、
・冬なのにブドウを食べさせろ。
・冬なのにはなみがしたい。
・冬なのに花火をあげろ。 などなど、ちょっと無理だと思われそうな命令です。
いくらくんは、自分の頭の上のイクラを使って上記の問題をクリアしてゆくのです。
そして、さいごにいくらくんはどうなるのでしょうか!?
この絵本はいくらくんがとっても小さくてかわいく、なのに悠々とおとのさまの命令に応え、マイペースをくずさないところが笑えます。
どんな絵本も主人公のキャラクターが魅力的だととっても惹かれてしまいます。
大人の私の目線だとこんな感想ですが、子供が読んでもおはなしもおもしろく笑える一冊だとおもいます。
香り。
さて、突然ですが、絵本とともに最近生活していていいなあ。と思うものの一つです。
なんとなく心 と体が疲れている時期にあーそれねっていう感じですが、無印良品のアロマディフューザーを買ってみました。
サイズも小さめでベットの枕元に置くにはちょうどいい感じ。
香りと光と水がコポコポと音を立てている状況。
癒やされないほうが、眠くならないほうがむつかしいかもしれません。
光もオレンジ色で、水玉からもれているため、なんとなくジャマになりません。
アロマオイルですが、それもこの度ネットでいろいろと効能など調べてみました。
しかし、音楽や食べ物を言葉で表すのがむつかしいように、効き目はわかったけれど、実際かいでみないと全く自分が好きかどうかわからないのです。
というわけでお店で実際買ったものはこれ。
なぜかネットでは見つけられなかったのですが、実際はこのタイプのベルガモットという香りにしました。
樹木の香りもとてもよかったのでこれを期にアロマオイルをできる限り揃えてみようと思います。
ちなみに、生活の木福袋にもアロマオイルがはいっていました。
オレンジスイートとラベンダー。
いまのところ甘いにおいすぎたり、眠るときには不向きかもといった個人の趣向もあるので、生活スタイルに合わせていくのがいいのかもしれません。
ちなみに全く香りと関係ありませんが
タッカンマリ。
これがとってもおいしかった。
鶏肉とネギとジャガイモと餅をショウガとニンニク風味でといった感じです。
寒い冬にはやめられないおいしさ。
無印良品には、ほかにもカレーやその他外国メニューもあったような。
他にも食べてみます。
『毎日おいしい豆レシピ』
『毎日おいしい豆レシピ』
堤 人美/著
さて、今回のテーマはお豆。
私はお豆が大好きです。しかし、茹でるところからはなかなか大変ですよね、、、
なので、私はすでに茹でてある缶詰を利用したりします。
サラダビーンズなどはおいしいし、彩りも鮮やかになって大好きです。
そうそう、コンビニでよく買うおにぎりも赤飯バージョンでした。
しかし、お豆は人によって好き嫌いの大きく別れる食べ物でもあります。少なくとも私の周りでは、そんな感じがしています。
今回、わーおいしそうと思わず表紙の写真に惹かれてしまった本がこちら。
お豆がおいしそうと思ったのはもちろんのこと、他の具材との絡みもおいしそうな料理ばかりです。
そのまま食べたり、スープに入れたり、炒め物に使ったり、サラダにいれたり調理方法もいろいろあるのだなと思いました。
ただ料理初心者の私には難易度・・・高しなおしゃれなレシピが多いです。ですが、全ての材料が揃っていなくても料理はできるのだから、うまく取り入れる要領で、なんとかなるかもしれません(^_-)-☆
そしてやっぱりお豆は体にいいですしね!
ところで、豆を茹でるときに便利なのが圧力鍋。
なんともハードルの高そうなイメージのある圧力鍋、、、
ここは!と意を決して圧力鍋料理にチャレンジしてみました。
人生初。最初は豚の角煮から。
クックパッドのレシピを見て作ることもあるのですが、圧力鍋に付属しているレシピ、すべてを混合させて、(基本はお手持ちの圧力鍋によって時間等違うと思われますので、圧力鍋付属の調理時間が一番いいような気がします。)作ってみました。
今回は豚バラブロックを最初は無調整豆乳で一度煮ました。(クックパッド引用)
感想。
とーーーってもおいしくやわらかく短時間で角煮ができあがりました。こんなに便利で時短でできてそれっぽくできあがるなんて!!
そこでこの本。
かなり難易度の高そうなレシピ本も多くありますが、上記の本は一般的に見たら、わりと基本的に近いレシピが多くのっているのでは、、、と感じました。(私にとってはチャレンジ級ですが)わかりやすくて、おススメの一冊です。
豆料理を作るときも、それ以外でも、今後賢くうまく圧力鍋を活用していきたいと思います!
『おかえし』
おかえし
村山 桂子さく / 織茂恭子え
ワクワクしたいときに
読みたい絵本!
☆あらすじと感想☆彡
さて、今回のおススメ絵本は、『おかえし』という絵本です。
こどものともシリーズは私が小さい時に読み聞かせをしてもらったものが多く、今でも印象に残っている絵本はこどものともシリーズが多いです。
この『おかえし』も傑作集になっていることを今回初めて知りました。
とはいえ、自分がとても小さかった頃なのに、随分時間が経っても記憶に残っている絵本というのはなにかしら今の自分では気づけない感受性で何かを感じているはず。
このブログのテーマである大人になってから楽しい絵本と自分が子供時代に楽しめた絵本、両方楽しんでみるのもまた、新鮮で楽しいものです(^^)。
何かいろいろな発見がありそうです♪
『おかえし』はきつねとたぬきの親子が登場します。
あるひ、たぬきの家のとなりにきつねが引っ越してきたのです。
きつねの奥さんは、荷物が片付くとたぬきのおうちへあいさつに行きます。つまらないものですが、、、、と手土産をもって。
次にたぬきが何かかえさなくっちゃと家の中の何かを手土産にしてきつねの奥さんのところへおかえしへいくのです。
そうしてお互いが何度も何度もお返しをしあっているうちに家じゅうのものがそっくり入れ替わり、最後にはお互いの子供をお返しに差し出します(^^)
それでも続くお返し合戦。 そして最後は自分がいる家をお返しに差し出します。
結局建物である家だけが入れ替わり、身の回りのものはもともと自分が住んでいた家のままになるのです。
この絵本『おかえしのおかえしの、、』
次は『おかえしのおかえしのおかえしの、、、』
次は『おかえしのおかえしのおかえしの、、、、』というふうにどんどんどんどんお互いのおかえしが増えていくところに次は何かな次は何かなっていうワクワクがとまらなかった気がします。
また、今の自分で考えるとそんなに新鮮に感じないのに子供のころはこのお話のふくらみというか展開がとても斬新に感じて楽しくてたまらなかった気がします。
あと、絵の構図も毎回左側にたぬきのお家、右側にきつねのお家がありおかえしをしあう度に、動物たちが右へ行ったり左へいったりするのも小さいときはあぁおかえしをしているなというのがわかりやすかった要因かもしれません。
小さい子供にテンポは大切なような気もします。
何はともあれ、自分が小さかった頃にこんなことにワクワクドキドキしていたなとかそういうことを思い出すのはとっても懐かしい気持ちになったりするものです。
また自分の子供やまわりにいる子供たちに自分が好きだった絵本を読み聞かせしてみるのもおもしろいかもしれませんね。
自分の子供時代と似たような反応がかえってきたらうれしい気持ちになれそうです(^_-)-☆
保存版 バックパッカーズ読本
保存版 バックパッカーズ読本
さて、私はバックパッカーなんて大きなことをしたこともなければ、海外旅行なんてツアーでほんの少しの国しかいったことがない。
先日たまたま一人で国内に旅行をする機会があった。
もともとそこまで家族が旅行をするタイプでもあったわけでもないし、そういう家庭環境が影響しているかさえもわからないが、自分自身そんなに旅が好きでたまらないというほどでもなかった。
でも、この前一人でいった旅は本当に楽しくて楽しくて大げさかもしれないが、すでに今年一番の思い出になっている。
経済的な面で余裕があれば、この先もっともっと自分の中で旅の楽しい思い出をたくさんつくっていきたい。
さて、何がそんなにたのしかったのだろうか、、、。
考えてみると、
①自分が前から本当にいきたいとおもっていた場所であったこと。
②一人だけでいったこと。(しかしツアー)
③その土地の食べ物や、文化を隅々まで知ろうとしている気持ちが強かったこと。
④一人でいたので、旅先でいろんな世代の人と出会うシーンが必然的に多い。
などが考えられる。
しかし中でも②の自分の中で一人でいくというのはいい歳して恥ずかしいが、とても大切だったような気がしている。
日常生活をおくっているとなかなか新しいことに挑戦する機会というのはなかったりもする。
そんな中、一人でいったのはいろいろな初挑戦が体験でき、本当に楽しめた理由はそこだと思う。他の人から見たらとても小さなことでも、自分にとっては十分挑戦できたという達成感が大切かなと思う。
私がいった旅行は国内であり、しかもツアー(^^♪
上記で紹介した本は、旅ではいろいろな新しい体験ができるといっていもその究極な感じで、何より安全が第一ということは一人一人が確実に肝に銘じておかねばならない。
そこは大前提として、読んでいてとってもわくわくする内容の本だった。
私が今回行った旅行はもはや比べる比でもなんでもないが、ワクワクする気持ちを体験するのはどんな旅も同じこと。人の数だけ旅の数もありそうだし。少しずつでも新しい気持ちになれるようなことをみつけていきたい。今回はそれが旅だった。
だるまちゃんとてんぐちゃん 加古里子 さく/え
だるまちゃんとてんぐちゃん
かこさとし/作・絵
なつかしくなりたいときに
読みたい絵本!
☆あらすじと感想☆彡
だるまちゃんシリーズは何冊もでています。
私はこのだるまちゃんの絵の渋い感じが大好きです。
あとは主人公だるまちゃんの純粋無垢なキャラクターも。
だるまちゃんの家族であるおじいちゃんやおばあちゃんお父さん、お母さんも家事をしたりしながら日常の生活風景の一部として登場するのですが、その一つ一つの昭和感がたまりません。
かこさとしさんがかなり高齢の方なのでそういった場面がでてくるかと思うのですが、そこまで昔を体験したことのない私でもなぜかあったかく懐かしくほっとする感じがするから好きなのかもしれません。
今回のこのお話しでは、てんぐちゃんの持っているものや身につけているものがうらやましくてだるまちゃんが真似をしようとするのですが(帽子やくつなど)、その時に出てくる帽子やくつの絵の種類の多いこと!
細かい絵をじっくりたくさん見れるだけでも、楽しい気分になれそうです。細かい絵ってわくわくしたりしますよね!
もちろんストーリーもおススメの大好きな絵本です。