大人も読める絵本

日々の暮らしの中でなぜか自分のアンテナにひっかかった絵本や本を紹介していきます。

クレヨンからのおねがい! ドリュー・デイウォルト文 オリヴァー・ジェファーズ絵 木下涼訳

クレヨンからのおねがい! 

       ドリューデイウォルト

 

 

 

クレヨンからのおねがい!

クレヨンからのおねがい!

 

 

 

 

 

あらすじ

 主人公のケビンへいろいろな色のクレヨンたちからお願いのお手紙が届く。

 どの色のクレヨンも個性的なキャラクターでケビンに自分の色をもっと使ってほしいだとか、あんまりたくさん使わないでだとかとにかくいろんなお願いがお手紙で届きます。

 どの色のクレヨンもみんなそれぞれの性格にあった言葉遣いで話しているのでキャラクターも伝わりクレヨンが本当にいる友達たちのようです。

お手紙の字体にもキャラクターが表れていて笑えます。

 赤色は赤色、黄色は黄色、ピンクはピンク、黒色は黒色、グレーはグレー、クレヨン側からしたら、それぞれに悩みがあるようなのです、、、

 絵もとってもかわいらしいです。

 そんな手紙をたくさんもらったケビンが最後にしたことは、、、!?

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 訳が大変すばらしいのか、お手紙の文章にとっても笑えます。

 お手紙は要望ばかりなのでケビンにとってはどの色の願いもきいてあげなければなりません。

 みんなと仲良くすることを考えなければなりません。

 最終的にケビンはとても上手に解決してくれます。

 そういう真面目な観点からも見つつ、とにかくお手紙の内容がおもしろくって笑えるとてもかわいい絵本です。

 最近は大人も普通にするような会話が絵本の中に登場したりします。言い回しというか(^^

 大人になっても楽しめる絵本が増えるってうれしいことですよね!