大人も読める絵本

日々の暮らしの中でなぜか自分のアンテナにひっかかった絵本や本を紹介していきます。

『まって』

 

まって

まって

 

 

 

かなり久々の更新になってしまいました。

3月末は日本絵本賞が発表されるので楽しみですね(^_^)

 

今回は昨年の日本絵本賞のひとつです。

 

一見シンプルで手にとらずに終わってしまいそうなこの絵本。

 

小さめサイズでなんだかスタイリッシュな感じです。

 

絵本は男の子とお母さんがバタバタと、電車に間に合うように手をひかれて歩き続けるシーンが続きます。

 

お母さんは時間に間に合うことに必死。

 

男の子はその道中に背の小さな視点なりのいろいろな発見をするのです。

 

その都度お母さんに『まって』と言います。

 

 

しかし、それに気をとめないお母さん。

 

お母さんもお母さんで必死なのです。

 

なんどもなんども繰り返される『まって』のコトバ、、、。

 

最後の『まって』のセリフにお母さんもハッとして『まつのもいいわね』ときづきます。

 

 

とても少ない文章とシンプルな動きのある絵。

 

子供から教えられる大切なことの一つが

 

こんなにシンプルにわかりやすく伝えられている絵本て貴重です。

 

心がジーンとする絵本☆☆☆