『じつは よるの ほんだなは』
みなさんは、自分が知らない時や場所で何が起こっているのか今までの人生で一度は想像したことありませんか?
たとえば、ちょっと違うけど、わたしは眠るとき、天井の木の年輪みたいな模様が何かに見えてうきあがってきたらどうしようと思ったり。
そんな想像してました☺︎
怖い想像、好奇心の想像、もう忘れてしまっていることも含め、沢山の想像をして大人になっていると思います。
自由に発想するって案外子供の特殊能力で、大人より子供のが優れている気がします。
このおはなしはいろいろな絵本の中の挿絵たちが夜に絵本の中から飛び出してきて、最後に自分の絵本の中に戻らなければいけないのですが、うっかり見張りの犬張り子が居眠りしていたせいで、みんなバタバタしてしまい、最後に違う絵本の登場人物同士が一つの絵本に収まってしまうという、ざっくり説明してしまうとこんな感じのおはなしです。
絵は、時代ものの登場人物が多かったり和テイストだったりしてシブいですが、それはそれでまた新鮮でした。
そして、ストーリーがドラマチック。
小さなころに自由にしていた想像や妄想を見事に再現してくれています(^_^)
こんな柔軟にいろんなことを考えたりした時が自分にもあったかもなあと思いを巡らすのもまた懐かしく、子供時代の自分に少し愛着がわいてくるようでした☆
思い出の一助に。
また久しぶりに自由な発想で自分を解放してあげたくなりました。