大人も読める絵本

日々の暮らしの中でなぜか自分のアンテナにひっかかった絵本や本を紹介していきます。

ちいさなあなたへ アリスン・マギー/ぶん ピーター・レイノルズ/え

ちいさなあなたへ 

 アリスン・マギー/ぶん ピーター・レイノルズ/え

 

 

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

 

 

 

お母さんを思い出したいとき、甘えたいときに読みたい絵本!

 

 

あらすじと感想

 お母さんの目線から子供の成長を見届けながらメッセージを送っているような絵本。

 ”はじめてゆきがふったひ、そらへむけてだきあげたあなたのまあるいほっぺのうえで、ゆきがとけていった。”

 ”うれしくて たのしくて、ひとみをきらきらかがやかせるひがきっとある。”

 ”もっと たかく、もっとたかくとはずみをつけて、めまいがするほどたかくまで、じぶんをためすこともあるだろう。”

 ”そうしていつかながいとしつきのはてには、あなたじしんのかみもぎんいろにかがやくひがやってくる。”

 

  おかあさんがわが子が生まれてから年老いていくまでのいろいろな年代ごとにわが子にメッセージを送っています。

 そのメッセージはとてもこころ温まるもので、自分が子供の立場だったらと思いながら読むと、、、。

 お母さんは先に生きてきたからここまで繊細にいろんな気持ちをわかってくれているのかなあと思ってしまいます。

 ともあれ、自分の親がここまで愛情をもって慈しんで育ててくれていたのだと思うと、人生の要所要所で力をもらえそうな一冊です。

 お母さんはなんでもわかっていたんだと安心できる絵本でもあります。