大人も読める絵本

日々の暮らしの中でなぜか自分のアンテナにひっかかった絵本や本を紹介していきます。

『おおやまさん』 さく・え/川之上英子 川ノ上健 

『おおやまさん』 さく・え/川之上英子 川ノ上健 

 

 

おおやまさん (えほんのぼうけん57)

おおやまさん (えほんのぼうけん57)

 

 

 

 

内容をまだ知りたくない方は以下少し読みとばしてください。

 

あらすじ

幼稚園バスの運転手をしているおおやまさん。

顔も強面で不愛想です。笑いません。だから、幼稚園児たちにびびられています。

しかし、、、園児たちは段々と気づきます。

おおやまさんが、咲いたチューリップにっこり☻したり、古くなった椅子をなおしてくれているのを。運動会で立ち上がってみんなを応援していることも。

卒業式の日には、、、☻

 

 

 

 

この絵本は卒業シーズンにぴったりかもしれません。

ボクトツでやさしいおおやまさんのキャラクターが絵のタッチからも伝わってくるようです。

 

小さいころに誰もが感じたこわい先生への距離感。

 

実は優しかった。本当にこわい印象のままだった。2パターンありますが、そういう気持ちは学生時代も同じだったような(笑)

 

この絵本は幼稚園児がそんな大人を見つめていますので、とってもかわいらしいです。おおやまさんもかなり渋い印象ですので余計におおやまさんの優しさが際立っております。

 

 

ちょっと疲れてしまった時に、あたたかい気持ち、優しい気持ちをおもいださせてくれる絵本でした☆